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少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて(新刊本)

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佐々木くみ/エマニュエル・アルノー 著
イースト・プレス刊
2019年12月13日
四六判
208ページ

「あなたも悪いのよ、わかってる?」

──つまり、痴漢から誰も私を助けてくれない。

これが今、12歳の女子中学生である私の生活。

痴漢と対峙するのは、いつもひとりだ。



12歳の少女クミは、

6年間、通学する山手線で毎日のように痴漢被害に遭い続ける。

止まらない暴力、無理解な大人たちが、少女の絶望を加速させる。



痴漢被害者の壮絶な実体験を小説化。

フランスで刊行され現地で議論を巻き起こした作品が、ついに邦訳。



この被害は、「よくあること」でも「大げさ」でもない。

私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けないために、

被害者が語る 絶望と、怒りと、救済の物語。





邦版 はじめに エマニュエル・アルノー



プロローグ

第1章 6月の朝、山手線で

第2章 母

第3章 私は誰かの敵?

第4章 夜道

第5章 ユリ

第6章 「じゃあ、15分」

第7章 救済の計画

第8章 痴漢の手首をつかんで、それから



フランス版 解説 医学博士ガダ・アテム

解説 斉藤章佳



あとがき 佐々木くみ

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